6月も中旬、日本全国梅雨入りしましたね。
梅雨の時期に憂鬱なのは洗濯物が乾かないことではないでしょうか?
乾燥機能付きの洗濯機があるご家庭では乾燥にかければOKかもしれませんが、乾燥機がないお宅では自動的に部屋干しすることに…(我が家も乾燥機がないため部屋干し派です)
しかし、部屋干しだと乾くのに時間がかかるし、生乾きの部屋干し臭がするし、乾いても何だか変なニオイが残ってる気がする…とデメリットだらけな気がしてしまいますよね。
そこで部屋干し臭をできるだけ抑えられる対策方法をいくつかご紹介いたします!
1:洗濯をする前に
ニオイの元となるのは「雑菌」です。雑菌が増殖すればするほどニオイの原因になります。
そこで大事なことは、脱いだ衣類を放置しないこと!
1日分の汗や皮脂の汚れが染みついた衣類。放置すればするほど雑菌が繁殖してしまいます! できればすぐに洗濯したいですが、夜に洗濯機を回すのは…という方も多いはず。
そんな時はできるだけ通気性のいいランドリーバスケットなどに洗う衣類は入れておきましょう。 使ったバスタオルなどもタオルハンガーなどにかけて通気性をよくしておけば洗濯後のニオイも残りにくくなります!
2:洗剤の選び方
洗濯用洗剤は大きく分けて2種類、粉末洗剤と液体洗剤があります。
この2種類だと粉末洗剤の方が洗浄力が高いのが一般的です。しかし洗浄力が高いため、色落ちや色あせの原因になってしまうことも。
そのため、白いものは粉末洗剤、色物は液体洗剤、と使い分けたり、どうしても粉末洗剤は使いたくない!という場合は酸素系漂白剤や抗菌・防臭効果のある柔軟剤と液体洗剤を合わせて使うのがおすすめです。
また、今は生乾き臭を抑えた「部屋干し用洗剤」というものも販売されているのでそれを使うのもおすすめです。
柔軟剤の匂い選び
最近では色んな香りの柔軟剤が販売されています。
あの人いい匂いがするけど何の香水かな~と思ったら使っている柔軟剤の匂いだった!なんてこともありますよね。
抗菌効果や防臭効果のある柔軟剤はニオイ対策をするにもとても便利ですが、香りが強すぎたりするものは周りの人に不快感を与える原因にも…そんな時はすすぎ1回のところをすすぎ2回にすると香りも和らぎ、また雑菌もより多く洗い流されます
3:どこに干せばいい?
さあ、洗濯したらなるべくすぐに干しましょう!濡れた状態で放置しておくと雑菌が増えてしまいます!
干すとなるとどこに干すかが問題ですね。
浴室に衣類乾燥機能がついているお宅では浴室で干すのがおすすめです。事前に浴室内の水分はしっかりふき取り、換気をしておくと乾燥時間も比較的短くて済みますよ。
浴室乾燥機能がないご家庭ではどうしても室内に干すことになりますね。
この時に便利だからと言ってカーテンレールにずらーっと洗濯物を干していませんか? カーテンレールに洗濯物を干すのはNGです。なぜなら窓際は湿気が溜まりやすく、また洗濯頻度の低いカーテンに少なからずついた雑菌が洗濯物につく恐れが…。
できることなら空気が循環しやすい部屋の真ん中に物干しを置いて干すのをおすすめします。この時に扇風機の風を当てることで空気の循環をさらによくし、下にくしゃくしゃにした新聞紙を広げて置いておくと湿気を吸い取ってくれますよ。
4:収納する時も対策を
クローゼットを開けると何だかにおう…なんてことはありませんか?クローゼットの中にスーツとワイシャツを一緒に収納していると、なかなか洗えないスーツに染みついたタバコ臭や汗臭が他の衣類に移ってしまうことも…。
そこで大事なのは脱いだスーツはすぐにクローゼットにしまわないこと。着用後のスーツは1日ほど風通しのいい場所で陰干しした後にしまいましょう。
また梅雨時期は普段よりもクローゼット内の湿度も高くなりやすいため、天気のいい日に換気したり、クローゼット用の湿気取りを利用するのも大切です。
じめじめとして、雨が続く梅雨は憂鬱な気分になる人も多いはず。
そこにさらに洗濯物が乾かない!部屋干しのニオイが苦痛!なんて日が続くとさらに気分が滅入りますよね。
しかし、部屋干し用の洗剤など気軽に対策できるものもたくさんあります。 まだ始まったばかりの梅雨、今年はいやな部屋干し臭とオサラバしましょう!
#コラム #ワイシャツ #お役立ち