缶コーヒーのプルタブを開ける時に「あ、爪が割れた!」という経験はありませんか?
名刺交換やミーティングの時、意外と爪は目につくものです。爪が割れたままでは清潔感もなく、相手にも「きちんとしていない人」として不安感を与えてしまうかもしれません。
爪が割れるのにはきちんとした理由があり、対策をすることで割れにくく丈夫な爪になります。
今回は爪が割れる原因とその対策についてご紹介します。
1:なぜ爪が割れるのか?
「爪が割れる」のには爪自体が弱ってしまっている場合と季節的な要因が関係する場合の2つの理由が考えられます。
まずは爪が割れる原因についてご紹介します。
1-1.爪自体が弱っている?
爪が薄くなったり、割れやすくなっている場合の原因は「タンパク質」不足が考えられます。
「爪はカルシウムでできている」と聞いたことはありませんか?実はこれは間違いで、爪は皮膚と同じで主に「タンパク質」からできています。タンパク質の他にも、ビタミンEやビタミンB群、亜鉛、鉄分なども爪の成分には含まれています。
タンパク質が不足することで爪も栄養が不足している状態に陥り、爪自体が脆くなってしまうのです。
1-2.季節的な要因って?
爪は乾燥していても割れやすい原因となります。
夏は問題ないのに、冬は爪が割れやすいという方はいませんか?それは爪の水分不足、乾燥が原因だと考えられます。
冬場は肌の乾燥を感じたり、風邪をひきやすくなりますよね。原因は空気中の水分が少なくなり、空気が乾燥しているからです。それにより肌と同じように爪も乾燥して、割れやすくなってしまいます。
また食器用洗剤を頻繁に使うと、爪の油分が失われ乾燥を引き起こします。
ハンドクリームを爪の根元に塗り込むだけでも保湿されます。乾燥しているなと感じたら保湿を心がけましょう。ハンドクリームがない場合はリップクリームでも代用可能です。
2:割れにくい爪にするために
爪が割れてしまうのにはきちんと理由がありました。
しかし、きちんと対策をすることで爪が割れるのを防ぐことができます。ここでは今日から始められる対策をご紹介します。
2-1.あなたの爪の切り方は間違っているかも?
爪を切るときに爪切りでパチンと切っておしまい!にしていませんか?
爪は一度に一気に切ってしまうのではなく、負担をかけないためにも少しずつ切っていくのが正解です。
爪は3層構造になっているため、爪切りで勢いよく切ると目に見えないヒビが入り、そこから割れやすくなってしまいます。
正しい切り方を意識して爪を切りましょう。
1.角を残し、まっすぐ一直線に切る
2.角の部分はヤスリなどで丸める(爪切りに付属しているヤスリの部分で構いません)
角部分も爪切りで切ってしまうと、角がひっかかりやすくそこから割れやすくなったり、また巻き爪の原因にもなります。足の爪は手の爪よりも巻き爪になりやすいので、特に気を付けましょう。
ちなみに爪が乾燥している時に切ると、さらに爪に負担がかかりやすくなるためお風呂上がりで爪が柔らかくなっている時に切るのがおすすめです。
2-2.食生活で爪改善
爪の主成分であるタンパク質は食事から摂ることが基本です。そのため、健康的な爪にはバランスのいい食事が大きく関係してきます。
タンパク質は「動物性」と「植物性」で含まれる栄養素が違うため、「動物性タンパク質」と「植物性タンパク質」をバランスよく摂るのが理想的です。
動物性タンパク質は豚肉・卵・牛乳・アジ・鮭など、植物性タンパク質は大豆・大豆製品(豆腐・納豆など)・とうもろこし・枝豆などが代表的です。
同時に、ビタミンE(植物油・アーモンド)やビタミンB群(レバー・大豆製品)、亜鉛(カキ・ほたて)、鉄分(レバー・あさり・小松菜)が含まれている食材を組み合わせることで、爪に含まれる成分をバランスよく摂取できます。
普段から食生活などに気を付けていれば、爪にきちんと栄養が行き届きます。そうすれば見た目にもつやのある健康的な爪になり、割れにくく丈夫になります。
バランスの良い食事を摂るのが面倒、時間がないという人は
マルチビタミンのサプリメントで効率良く摂るという手もあります。
爪は意外と目につきやすい場所です。爪が割れたりしていれば「だらしない人だな」「社会人として清潔感がない」という印象を持たれてしまうかもしれません。
爪先にまで清潔感のあるビジネスマンを目指しましょう。
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