形態安定ワイシャツと言っても、当然ながらその効果は少しずつ弱まってしまいます。
買ったワイシャツの形態安定の効果がどのくらい持続するかわかれば、買い替えのタイミングを計算できていいですよね。
この記事ではおおよその目安と、形態安定性の効果が発揮しやすい洗濯方法を記載していきます。
形態安定はどのぐらい長持ちする？
クリーニングに出すより、ご自宅の洗濯機で洗濯していただく方が形態安定性は長持ちします。
画像では10回後のノーアイロン度合いを現した画像ですが、持続する形態安定性はおおよそ60回ほどを目安とし、それ以降は徐々に低下していきます。
クリーニングに出すのはいけないの？
意外かも知れませんが、形態安定ワイシャツはクリーニングに出すより家庭洗濯がオススメです。
もしクリーニングに出す場合は、店員さんにアイロンは中温で、ボタンのプレスに気をつけてもらうようとお伝え下さい。
※クリーニング店では、高温でアイロンを掛けることが多いです。
生地と芯地の縮率が違うため、高温でアイロンをかけると芯地部分だけが縮んでしまいます。
商品がダメになる場合がございますので、必ず中温でお願いします。
※仕上げに専用プレス機械を使うクリーニング店では、高圧高温プレスで仕上げています。
シワは取れますが、圧力で弊社が使用している厚みのあるボタンは劣化し、割れやすくなる場合がございます。
洗濯したらシワシワになった！
脱水時間が長い。もしくは洗濯後に長時間放置すると形態安定加工のワイシャツでもシワが多く残ってしまいます。
形態安定ワイシャツでも洗濯後に小ジワが気になる場合は、気になる箇所に中温で軽くアイロンを掛けてください。
全自動洗濯機だから短い脱水時間ができない！
その場合は少し面倒ですが、脱水が始まってから15秒ほどで強制的に止めて形態安定のワイシャツを取り出して干してください。
まとめ
いかがでしたか？
正しい形態安定ワイシャツの洗濯、できていましたか？
少し洗い方に気をつけるだけで形態安定の効果を最大限に発揮＆長持ちさせることができます。
皆様もぜひ洗い方に少し気を付けて、大切にワイシャツをご使用ください。
