ワイシャツ通販の裏側│あなたは騙されている! 価格と選び方3つのコツ

ワイシャツ通販の裏側│あなたは騙されている! 価格と選び方3つのコツ

ワイシャツ通販の裏側

こんにちは。スマートビズ裏側担当の中村です。
あなたはお買いものをどこでされますか?
近年ではインターネット通販市場がますます拡大してきており、様々なものを実店舗ではなくネットで買う人が増えてきました。
アパレル業界は、食品や家電その他の市場に比べ通販化は緩やかなものの、ワイシャツ・ネクタイ・スーツまでもが大量にインターネットで販売・購入されています。

しかし、購入の際にあなたは騙されているかも知れません。

もちろん嘘は言語道断で、騙すという言い方は少々過激ではありますが、
やはり各社は様々な商品を高級品のように見せようとするのは、商いの上で仕方がありませんが、
消費をする側はしっかりと、通販の演出マジックに陥らないようにしていきましょう。

WEBの画面上で比較検討から購入が簡潔するため失敗した経験は誰しもがあると思います。

届くのが遅く、大事な日に間に合わなかった。
画面で見たときと色が違う。
画面ではよく見えるのに、実際は品質が悪かった

実店舗で流通する商品に劣るのに、それにさえ気づいていない方もいるかもしれません。
今回はワイシャツ市場で失敗しない選び方のコツをご紹介したいと思います。

1 価格が安いというだけで選んでいませんか?

アパレル全般にも言えることですが、特にワイシャツは写真が並んでいるだけでは、価格以外は同じに見えてきます。
見た目の色や柄、デザインぐらいしかぱっと見ただけでは違いが分かりにくいです。

価格を原価ベースで上下させるのは次の要素です。

機能性

今どきは安くても多くがどれでも「形態安定」と表示しているものが多いです。
価格の安いものは、同じ形態安定でもその能力にやはり差が出てしまいます。

生地

素材自体の価格や耐久性や風合いに違いがあります。
安いポリエステル素材の混率が高い生地のシャツで、風合いがテカテカだったり、すぐにヨレヨレになったりして繰り返し洗濯への耐久性が低いものかもしれない。
これらは写真だけでは分かりにくいですし、表示スペック上は同じものでも、安すぎるものは注意が必要です。
もしかすると、素人では検査できないことをいいことに、素材の配合率を改ざんしている業者もあるかもしれません。

縫製

低価格品は、ただ中間問屋を省略しているからだけではなく、製造から検品の工程の一部を省略する場合もあり
商品仕様の範囲内でも糸ほつれが多かったりします。つなぎ目が悪く、裂けやすいものもあります。

 

2 割引や商品表示の心理的落とし穴

なにが実際の価格なのか?

これは実店舗有名店も含めてありがちなことです。実店舗なら、クーポンのついたハガキをしょっちゅう送ってきませんか?
例えば5000円のワイシャツがクーポンで30%引き。それが何回も送られてくる。
本当は3500円相当のものなのに、普段の価格を高めに設定しておいて、お得感を出すためにやっているのかもしれません。

ネット通販なら、頻繁にクーポンやポイントをつけて
ポイント20倍」などしたりしていますが、ポイントそんなにつけるくらいなら、最初から安くしておいてほしいものです。

また、広告費用というお金で買われた人気なのかもしれません。
そうであっても、売上を主な根拠とする楽天などのランキングでは、しっかりと上位に入ってきます。

3 出荷スピードやその後の対応には確認できますか?

出荷対応は?

出荷スピードの表示は対応の早さに直結します。
楽天市場なら「あす楽」というアイコンで見分けが付きます。もしくはトップページや買い物かごボタン付近に何日ぐらいで出荷されるのか表記を確認しましょう。

返品条件は?

また、返品に応じてもらえるか。あるいは返品保証を謳っていれば非常に自身のある証ではないかと思います。

信頼感はあるか?

実店舗のある有名店以外であるなら、通販サイト上でお店の人の顔は見えるでしょうか。
写真モデルさんは必ずしもスタッフではありません。
商品だけでなくお店全体のレビュー点数も見てみましょう。

まとめ

もちろん表面上のデザイン仕様が凝っているかどうかも比較するポイントですが、
今回はより分かりにくい、あるいは忘れがちなポイントを中心にご紹介しました。

安かろう悪かろうになってしまわないように。
満足の行くお買い物をお楽しみください!



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