やってはいけない&知って得するスーツのメンテナンス知識

やってはいけない&知って得するスーツのメンテナンス知識

ビジネスマンが普段着用するスーツに関する万が一の時に知っておきたいトラブルメンテナンスです。

基本的にはプロにお任せするのが一番いいですが、最低限自分でできることでもしておくと◎

それでは、自分の手でできるスーツのメンテナンス方法を解説していきます。

 

スーツに食べこぼししてしまった

食事や移動の際に、スーツが汚れてしまった場合、それを放っておくとスーツを台無しにします。

シミに関してもクリーニングなどプロにお任せするのが一番いいですが、時間が経つとプロでも落とせないシミもあります。

そのため、クリーニングに出す前に原因に応じて自分で処置しておくことが重要です。

 

シミの成分は主に水溶性と油溶性に分かれます。

どちらかわからない場合はシミがついた箇所に霧吹きで水をかけ、10秒ほどたって水がしみ込めば水溶性、しみ込まなければ油溶性です。

 

水溶性の場合

しょうゆ、ソース、ジュース、コーヒー、アルコールなど。

すぐできる処置
シミがついた部分にハンカチやティッシュを敷き、おしぼりや湿らせた布でたたく⇔手にした布に汚れを移す を繰り返す
自宅に帰ってからの処置
シミが残っている場合、タオルなどのあて布を下に敷き、中性洗剤をしみ込ませたタオルでたたく。この後、水を絞ったタオルで洗剤を落とす

 

油溶性の場合

ボールペン、口紅、マヨネーズなど

すぐできる処置

ボールペンや口紅は触れない。マヨネーズは乾いたハンカチやティッシュで油分をトントンと吸い取っておく

自宅に帰ってからの処置
タオルなどの当て布を下に敷き、水に溶かした洗濯洗剤を含んだ布でたたく。使い古しのハブラシでも〇最後は水をしぼったタオルで、洗剤を落とす

 

スーツのほつれを挟みで切りたい

ほつれはハサミで切ってはいけません。ハサミで切ることでさらにほつれている部分は広がってしまい、修復ができなくなる可能性が高いです。

そこで用意したいのが「針」。針を使って、ほつれを埋め込みます。針を持ち歩く方は少ないかもしれないので、ぜひ自宅でおこなってみてください。

 

ほつれの修理方法

縫い針でほつれ部分を指し、生地の中に埋め込むことをイメージして数回抜き差しします。生地表面に表れていたほつれがなくなれば終了。

絶対にほつれ糸を引いたり、切ったりしてはいけません。

 

スーツジャケットのポケットは長時間使用しない

ジャケットのポケットについついスマートフォンなど財布など多少重みのあるものを入れてしまっている方は、型崩れ防止のため長時間入れておくことは控えましょう

スーツのポケットは基本使用しないことが原則です。ただ、時には使用しないといけない場合には、ポケットの使用は短時間にとどめましょう。

ポケットにものを入れることでスーツ全体の型崩れに影響が出てしますので、スーツが台無しになってしまわないために、収納したまま放置するのはやめましょう。

 

 

スーツの正しいメンテナンス方法を知ることで、スーツを長持ちさせることもできます。

着こなしも大切ですが、まずはスーツのメンテナンスをしっかりおこない、ビシっとスーツを着れるようにしましょう。

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