就活でもクールビズが主流になってきています。
そしてこれから企業選考が本格的に開始し、夏のインターンシップや面接・説明会で企業に訪問することが増える時期ではないでしょうか。
また、2020年は昨年に引き続き就活にクールビズの影響が大きくみられます。
そのため就活の服装はクールビズでお越しください。と言われる機会も増えてくると思われます。
しかし、学生の私たちからすると
「クールビズと言われてもどのような服装で行けばいいか?」 ということです。
企業から「クールビズでお越しください」と言われてもそれは
「ノージャケット・ノーネクタイ」のことなのか?半袖ワイシャツでもいいという事なのか
ネクタイはしなくてもいいのか?口頭で言ってるだけで実際は学生を試しているんじゃないか?
など、たくさん就活生を悩ますポイントがあると思います。
今回はそんな就活生のために就活での最適なクールビズの選び方と
ワイシャツの半袖はOK?クールビズの就活時の服装って?などの疑問についてもお話していこうと思います。
最適なクールビズスタイルをマスターして就活を挑みましょう。
1.そもそもクールビズって??
【クールビズとは】
地球温暖化対策の一環として、平成17(2005)年から政府が提唱する、冷房時の室温28℃を目安に夏を快適に過ごすライフスタイル。
室温の適正化とその温度に適した軽装や取組を呼び掛けており、省エネ型エアコンへの買換え、西日よけのブラインド、日射の熱エネルギーを遮蔽する効果がある緑のカーテンなど、気軽にできるアクションなどを呼び掛けています。引用:環境省
という風に言われています。
つまり簡単に言うと半袖ワイシャツなど働きやすい服装を着て涼しい格好をすることで環境にも配慮しましょうという事です。
それを就職活動にも当てはめようとしているのです。
今までの日本の就職活動ではスーツ姿にネクタイを着けるのが当たりまえでしたが
このクールビズの促進に伴って就活の服装も多様化しています。
2.就活もクールビズでいいの?
実際に就活を半袖ワイシャツやノーネクタイなどのクールビズで企業の面接や説明会に参加していいの?
と思われる方もいると思われますが結論から言うと
OKです。
しかし注意しておいてもらいたいのが
クールビズ=ラフな格好ではないという事です。
クールビズとは言えあくまでも就活というのはフォーマルな場でありあなた自身を企業にアピールする場面でもあります。
クールビズといえでもラフな格好だと面接官の印象も悪くなりますよね。
そのためクールビズとはいえラフな格好で就活することは厳禁です。
しかしクールビズをしっかりと理解することで就活を快適に進めることができます。
クールビズから一度離れて、そもそも就職活動とは企業があなたを採用するために個人をPRして企業が求める人材かどうかを判断する場です。
と同時に、就活に対する態度・姿勢、一般的な服装のマナーや所作も同時に見ていますので服装とはあなた自身を一目で判断できる判断材料にもなり得るのです。
つまり、クールビズの服装をしっかり理解した上で着こなすことが大事であり、
あなたのマナーや品格を表現することもできるのです。
また、私服可などの軽装が認められていても、
大事なフォーマルな場であるため、その際もクールビズ同様服装マナーは守らなければなりません。
そのため、私服可であってもカジュアルさや着崩しなどを就活においては考える必要はないのです。
しかし一方で、就活時のクールビズの服装や印象考え方等の意見が分かれるため、「絶対にこれ」という明確なスタイルはありませんが
規範の範囲内でのクールビズということを理解する必要があります。
それではさっそく「適切な服装」や「この服装であれば問題なし」という基本の服装マナーをみていきましょう。
3.就活時にふさわしいクールビズの服装
クールビズの就活服装の結論は、先ほども説明した通りジャケット、ネクタイは原則不要 です。
特にクールビズの服装で大切なポイントはワイシャツです。
夏場はジャケットを脱ぐ機会が多く、ワイシャツのしわや着方が目に付くので気をつけましょう。
しかし、正しく着こなしていればワイシャツ姿でも問題はなく、クールビズでの就活の服装としては大丈夫です。
また、クールビズの就活のデザインや柄に関してはワイシャツは 無地・白 であれば問題ありません。
当然のことながら長袖でもOKです。
ですがクールビズに対しての考え方はまだ浸透していない部分もあるため面接官によっては
半袖で就活なんてあまり印象が悪くなったりすることも多々あるためそれは企業の風土や企業の方の服装などから
判断したうえで適切な服装を選ぶ方がほうがいいでしょう。
また、長袖を着る際には「腕まくり」などはだらしなくみえたり企業の方に悪印象を与えるため気をつけましょう。
そしてワイシャツのボタンに関しては
半袖だからと言って第一ボタンを開けている人がたまにいますがそれはNGですので気を付けるべきポイントです。
首元が苦しいとは思いますが第一ボタンまで必ず全て留めておきましょう。
これは長袖でも半袖でも共通して言えることなので念頭に入れておく必要があります。
万が一違和感を感じるのであればネクタイを着用するのをおすすめします。
ネクタイをする際にも半袖×ネクタイは組み合わせ的には印象が悪く見えるためネクタイを着用したい方は
長袖のワイシャツを着用するようにしましょう。
クールビズの時期だからこそ余計にネクタイをつけているだけでキッチリとした誠実な印象を与えるだけでなく
ネクタイの色によっては面接官に対して印象を与えるアイテムとして活用もできるため就活生にとっては有効です。
青色のネクタイ→誠実さ、知的さ、フレッシュさ
赤色のネクタイ→気合、熱意、やる気
黄色のネクタイ→活動的、明るさ、コミュニケーション能力
など色ごとに印象を与えることができるため面接を受ける企業や面接の段階に応じて使い分けるといいでしょう。
ズボンは無難な黒色のスーツのパンツまたは紺のパンツ、靴は黒色の革靴を履きましょう。
面接の際に自分は学生だと思うかもしれませんが
社会人になる一歩手前という自覚も忘れないようにしましょう。
4.クールビズでの就活それでも心配…という方は?
クールビズの服装は大丈夫とは言っても他の就活生が半袖のワイシャツやノーネクタイで実際に来るのか?と不安に思う方もいると思います。
実際のところ自分だけがクールビズの服装で周囲に対して浮いているというケースもあるかと思います。
その際はジャケットとネクタイを持参しておきましょう。
そうしておくことで何も心配はいりません。
また、寒いときなどの防寒としてジャケットが使えたり、ワイシャツが汚れた場合にも
ジャケットを使えば防ぐことができます。
事前にOBのや企業の方にアポをとって事前に当時の選考時の服装や
実際の就活生の服装、企業の方たちの服装なども説明会の際に調査しておくのも一つの方法だと思います。
5.企業からの指定がなかったら?
クールビズでお越しくださいや、自由など企業からの指定がない場合はスーツ姿で行くようにしましょう。
就活の基本的な服装はジャケットにネクタイを締めるスーツスタイルです。
気を付けるべき点は、真夏だから全ての企業がクールビズでOKというわけではないということです。
就活時のクールビズについては、前述した通り企業の文化、風土や面接官の価値観が関係しているため
どの場所でもクールビズが認められているわけではないのです。
特に注意すべき点が
「 クールビズを推奨しています 」とだけ、メッセージやメールに書かれている場合です。
この文章ではクールビズの服装で行ってもいいのか分かりません。推奨しているのであれば、その企業はクールビズを取り入れている可能性は十分ありますが
クールビズで来てくださいとまでは書いていないため要注意です。
このように抽象的な場合や、企業からの特別な指定がない場合は、夏場でもジャケットにネクタイ着用のスーツスタイルが無難です。
最近では私服可のように服装自体を学生の判断に委ねているという企業も多いので、正しい服装であれば問題はありません。
6.最後に
いかがでしたでしょうか?
就活クールビズの服装についていくつか注意点とポイントがありましたが理解できたでしょうか。
夏場は見知らぬ土地で炎天下の元歩いたり移動するため少し歩いただけで汗をたくさんかいてしまいます。
そのため汗を拭いて面接や会社説明会に臨めるように身だしなみを整える時間が取れる程度に、余裕のある早めの行動を心がけましょう。
汗拭きシートなどの制汗グッズは一つ持ちあるいておくと役に立ち便利です。
ただ、匂いに敏感な方も多くいますので香料がきつめのものは避けて、極力無香料のもので。周りへの配慮を心がけましょう。
就活が本格化する夏場こそクールビズを正しく着こなし装に悩むことなく納得のいく就職活動にしましょう。
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