2020年3月30日現在
アメリカでは爆発的に感染者が増えヨーロッパでも死者が1万人を超えました。
また、つい先ほど芸能人の志村けんさんがコロナウイルスによる肺炎で亡くなったという報道もあり、皆様の危機意識がより一層高まったのでないでしょうか。
直近では日本も東京、千葉で集団感染や1日の感染者の増加が日に日に増加しており感染がさらに拡大するとされています。
今回の件で大きく経済が傾いているのは確かであり、実際に企業が倒産するという事態も発生しています。それは経済のみならず就活生の皆さんにまで影響が出てくることを意味します。
そこで今回はコロナウイルスの影響で就活にどのような影響が出るのかまた、リスクと対策についてお話したいと思います。
- コロナウイルスの現状と理解
- 就活への影響
- 就活生のとるべき行動
- web面接時注意点
- 今後について
1.コロナウイルスの現状と理解
2020年3月30日現在全世界で感染者は70万人、死者が3万4千人とされています。
各国感染者数
▽アメリカが12万5313人
▽イタリアが9万7689人
▽中国が8万1439人
▽スペインが7万8797人
▽ドイツが5万2547人
▽フランスが4万174人
▽イランが3万8309人となっています。
各国死亡者数
▽イタリアが1万779人と1万人を超えたほか、
▽スペインが6528人、
▽中国が3300人、
▽イランが2640人、
▽フランスが2606人、
▽アメリカが1246人となっています。
(各国政府調べ)
ちなみに
国内感染者は1893人
死亡者数は52名とされています
アメリカに関しては8万人ほどの感染者だったにも関わらず感染者が急激的に増加しており世界で最も感染者数が増えてきています。
(引用:nippon.com)
増加推移は見ての通り日に日に増加しています。日本は他国に比べると少ないと思われるかもしれませんがコロナウイルスの感染力は非常に強力のため感染拡大は時間の問題と政府の対応によって大きく変化してきます。
しかし私たち個人でも予防できることはありますので個人でもしっかり予防することが大きなポイントになってきます。
厚生労働省によるコロナウイルス予防法は
まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
また、人込みの多い場所は避けてください。屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。
とのことですのでまずは基本的な手洗い、うがい、マスクを徹底し予防することが大切になってきます。
また、緊急時以外は外出をせずに人混みを避けることが大事です。
一人一人の意識が感染拡大の防止にも大きく影響してくるため健康管理は意識しましょう。
2.就活への影響
新型コロナウイルスの感染拡大による影響が経済界に広がる中で、2021年卒の就職活動が過去に例のないほど混沌とした状況に陥っているのは紛れもない事実です。
実際に企業の約6割が就職活動に影響が出ていると答えておりここ最近さらに採用活動への影響を懸念する企業が2週間で大幅に増加しました。
【1】企業説明会・合同説明会・インターンシップの中止
政府の要請もあり就職情報会社などが主催する合同企業説明会、インターンシップの中止が決定しております。また、説明会などのイベントのみならず企業も集団感染を避けるため一部の企業はリモートワーク(在宅勤務)や時差出勤を本格的に実施を開始しました。これに関して選考も面接を一時中止する企業やオンライン上でのweb面接を採用する企業も増えてきました。
【2】企業選考プロセスの変更・再検討
選考に支障が出るためグループディスカッションなどのリアルの場で行われる選考プロセスに関しては中止している企業がほとんどです。また、前述した通り一次面接などはweb上で行い最終面接などの選考はリアルの場での選考となるケースが多く見受けられます。
そのため選考スケジュールが大きく変更されている企業がほとんどですので積極的に企業の情報を収集し自ら企業との接点をなくさないようにする必要があります。
具体的な企業の対策は
・採用スケジュールを見直す(後ろ倒し)…48%
・マスク着用の推奨・セミナーなどの延期、中止…46%
・WEB説明会に変更…38%
・WEB面接に変更…35%
(出典:「ProFuture株式会社/HR総研」)
3.就活生のとるべき行動
では今現在就活生は何をすればいいのかという事ですが。
まずは健康管理を第一に行いましょう。
体調を崩しては元も子もありません、コロナが流行っている今だからこそ基本的な体調管理をしっかりしましょう。
そして次に
希望している企業の情報を洩れずにキャッチする。
これが大事になってきます。
今後のコロナウイルスの感染によってさらに企業の対応は変わってくるため逐一情報はキャッチするようにしましょう。
また、就活生皆同じ条件のため何も焦る必要はありません。今できる目の前のことにしっかりフォーカスをあてて行動しましょう。
4.web面接上の注意点
web面接がオンラインで行わる機会が増えるにつれて注意すべき点があります。
web面接にまずは慣れること
IT系の企業を志望している学生だとweb面接を既に経験していることもあると思いますがほとんどの学生が慣れていないと思います。
そのためまずはweb面接に慣れる必要があります。
また、背景などについてもスーツの色がぼやけたり注意が散漫してしまうような派手な雰囲気の背景は極力控えるようにしましょう。白色の背景だと無難かと思います。
また、動画を撮影して送付する際は面接官目線を意識して手振れや顔がはっきり見えるか、声が鮮明に聞こえるかなど見る側を意識して挑みましょう。
5.今後について
今後についてはますますコロナの影響が出ると懸念されています。
そのため就活生の皆さんは企業の選考スケジュールや選考プロセスについて情報網を張り巡らせておきましょう。そして何より健康管理を徹底しましょう。健康は資本とよく言いますが本当にその通りで資本がなければなにもできません。
そして迅速な対応力がこれからは必要になってきます。今何をすべきかを明確にし行動することが大切です。
今だからこそ周りの就活生との差を広げることもできます。探せばすべきことなんて沢山ありますのでこの機会にスキル、自己分析等のおろそかにしていたことを見直すのもいいかもしれません。
コロナウイルスに負けずに頑張りましょう。