前回はデジカジとは?について簡単にお話させて頂きました。
緊急事態宣言が解除されてもコロナがきっかけで引き続きリモートワークで働く方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はリモートワークの具体的な服装と画面越しの見え方などについてお話させて頂きます。
デジカジ(リモートワークの服装)で大事なポイント
デジカジの服装の要点は前回の記事でもお話さえていただいたのですが読んでいない方もいるため再度ポイントをまとめてみました。
デジカジとは?
デジカジとは結論から申し上げると「礼儀さ」と「快適さ」の双方を満たした服装と言えます。
「礼儀さ」
これは普段でも当たり前のことではありますがやはり仕事をしている以上相手に対しての礼儀、マナーが伝わる服装を選ぶのが最適でありビジネスマンとしてのマナーでもあります。
そのため基本シャツを着る際は襟付きのワイシャツが必須です。
よくリモートワークだと画面越しに相手とのやり取りをするということもあり気が緩みがちですが画面越しだからこそ礼儀さというのが
いつにも増して相手には伝わるものです。
また、不意に連絡が入ったり商談が起こるかわからないため誰かと画面越しに繋がっていなくてもこの「礼儀さ」というのは忘れてはいけません。
「快適さ」
次にリモートワークの服装を気を付ける上で重要なのがこの快適さです。
どうしても先ほどの「礼儀さ」というポイントに重きを置きがちですがこの「快適さ」もリモートワークで働くうえで大事なポイントになります。
リモートワークを推奨しているのはもちろんコロナの影響というのが初めの段階ではあったかと思いますが、
引き続き継続している方たちは企業側がリモートワークで働くことの方がメリットがある。
つまり、企業にとっては無駄が省け仕事の効率が良いと判断したから継続しているのです。
そのためどれだけ「礼儀さ」があっても効率や生産性が落ちてしまうと本末転倒になってしまいます。
そこでこの「快適さ」というのが生産性を上げ、結果を出すためには重要となるのです。
リモートワークをしているとどうしても座り仕事になっていしまうため「肩こり」や「窮屈さ」を感じてしまうという人がほとんどです。
これは着用するワイシャツの素材を変えてみるだけで簡単に働く環境を「礼儀さ」を守りつつも向上することができます。
それに最適と言える素材が
・綿100%
・ストレッチ性
この二つになります。
綿100%
綿素材が良い理由としてはやはり着心地が良くポリエステルの素材に比べ滑らかであることともう一つが吸水性と通気性です。
座っているとそれほど汗をかくという印象が少ないと思われますが、実際長時間座っていると脇汗などを知らないうちにかいている男性も少なくはありません。
そのためこの吸水性と通気性がリモートワークの際には特に優れていると思います。
それなら
「リネン素材でも大丈夫じゃないの?」
とよく聞かれますがリネン素材のワイシャツは綿素材のワイシャツに比べて薄くどうしてもカジュアル感が出てしまうため綿の素材を私はおすすめします。
ストレッチ性
次にストレッチ性ですが、これはリモートワークをしていたり座り仕事をしているときに起こりやすい肩こりや窮屈といった問題を解決してくれます。
この肩こりや腰痛などには伸びにくい生地が使われている素材のワイシャツを着ているのが原因だったりします。
そのため、動作時に生地の一部が引っ張られて肩や背中などの身体の一部に負担がかかってしまうことがあります。
また、サイズが合っていないことによる負担と、伸縮性のない生地感が重なることで、肩こりや疲労感が増してしまうケースもありますので伸縮性のあるストレッチシャツなどを着ることでストレスを軽減でき快適に仕事を進めることができます。
以上の点からこの「綿素材」と「ストレッチ性」が大きなポイントになります。
そしてリモートワークするうえでは「礼儀さ」と「快適さ」を意識した服装をする必要があるとお伝えしました。
少し長くなりました以上が前回の簡単な要約になります。
次からが今回の本題ですが
リモートワークの服装の良い例と悪い例とは?
リモートワークの服装について意外と自分ではできていると思っていてもできていなかったりする場合や、相手の見る環境によっては自分が思っているほどきちんと見えていない場合もありますのでそちらを今から説明させて頂きたいと思います。
ネクタイは締めたほうがいい?
これも良く抱える問題だとは思いますが基本的に私個人の意見としては着用したほうが良いかと思います。
(実際のノーネクタイの写真)
ワイシャツを着ているだけで十分な気もしますがましてやあなたが営業職なのであればネクタイは必ず着用しましょう。
(ネクタイあり)
いかがでしょうか。
やはりネクタイをしているだけで画面越しでも「礼儀さ」が伝わってくるのではないでしょうか。
ネクタイをしたほうが良い理由は実はもう一つあります。
それはずっと同じ画面ということが関係しています。
普段であれば手元に資料があったりすることでそちらに気が向いてしまうのですが画面越しで話をしているとどうしても画面が固定になってしまいます。
また背景もどうしても殺風景になってしまいがちですのでネクタイに自然と目が向いてしまいより「礼儀さ」が引き立ちます。
確かにノーネクタイに比べるとネクタイが普段にも増して目立っていませんか?
これがネクタイをしたほうが良いもう一つの理由です。
基本的にシャツの色は白が良い?
基本的にワイシャツの色は白が良いと思われますがリモートワークの際はそうとも限りません。
なぜなら白だと光が反射してしまう可能性があるからです。
そのため一概に白がベストだとは言い切れません。
(自分のモニター)
(相手からみたモニター)
一見自分のモニターで見ると反射しているようには思いませんが相手のモニター越しで見てみると予想以上に光が反射しているなんてケースもありますので
白のワイシャツを着用する際は自宅の環境を確認した後に白のワイシャツを着るよう心掛けましょう。
万が一白シャツで光が反射してしまう可能性があるのであればグレーなどのシャツを着用することで予め防ぐことができます。
絶対にNGな例
絶対にしてはいけないパターンがあります。それがこれです。
たまに寝坊したからと言ってそのままの服装で仕事をしたり、下のパンツだけスウェットという方もいますが
資料を取りに行くタイミングだったり思いもよらないタイミングで立ってしまうこともあるため絶対に避けましょう。
また、服装というのは相手に対する敬意を表すものでもあるためスウェットを着ていると相手に対する敬意がないと思われ、自分自身の信頼が落ちてしまう事もありますのでお気をつけください。
まとめ
リモートワークの服装についていかがでしたでしょうか?
大事な点をまとめると
リモートワークの服装で大事なポイントは
「礼儀さ」と「快適さ」
そして素材を選ぶ際は
「綿」または「ストレッチ性」のものを選ぶということでした。
そして服装を着る際は
「ネクタイは着用するべき」
「白シャツが反射する場合は白シャツを避ける」
「スウェット着用はNG」
以上でした。
リモートワークをする際には是非今回の要点を参考にしたうえで服装を選んでいただけると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。