ポロシャツとは?なんですかと聞かれて即座に応えることができますか?なんとなくポロシャツの認識は分かるけどいざ説明して言われると分からない。
そんな人のために今回は基本的なポロシャツとは何なのか?肌触りや着心地、コーディネートの方法までご紹介したいと思います。
それでは行きましょう!
ポロシャツとは?
ポロシャツとはそもそも何なのか?ワイシャツと決定的に何が違うのかをまず初めに説明したいと思います。
ポロシャツの定義は簡単にいうと胸元中央にボタンが2~3個付いた襟のある半袖のシャツのことを一般的にポロシャツと呼びます。
機能面では通気性と着心地が普通のワイシャツに比べると高く夏場に快適に着ることができるのが一番の特徴です。最近ではクールビズというとポロシャツを着て働くビジネスマンも増えています。カジュアル面だけでなく、ビジネスのシーンでも活躍できるのがポロシャツの万能の服装ならではの強みではないでしょうか。
このように使い勝手も抜群のポロシャツは様々なシーンで活躍しています。
ポロシャツの歴史
この万能の服装が生まれたのは1927年の頃です。そのためまだ服装のカテゴリー内では新しい部類に入るかと思います。そしてこのポロシャツの発案者があの有名な「LACOSTE」の創業者であるルネ・ラコステ氏によって考案されました。
ラコステ氏が注目したのは、テニス選手のユニフォームでした。当時のテニス選手はワイシャツのような襟つきの長袖を着てプレーしているのが主流のユニフォームでした。その光景を目にしたラコステ氏は「もっと動きやすくて快適なユニフォームはないのか」と考えました。
そこで目をつけたのが、ポロ選手が着用していたジャージ素材のシャツでした。その素材は吸水性に優れており、動きやすさ着心地共に申し分なかったためラコステ氏はこれをテニス選手のユニフォームに採用することにしました。
もちろん、ただ単にポロ選手のユニフォームを使い回したわけではありません。当時のユニフォームは丸首のシャツでしたが、そこにユニフォームに必要な要素とされていた襟をつけ足したのです。
こうして今現在のポロシャツの形が完成したのです。
当時ポロシャツは「シュミーズ・ラコステ(ラコステ・シャツ)」でしたが、テニス選手に加えてポロ選手が着るようになったためポロシャツというように呼ばれるようになっていきました。
押さえておこう!ポロシャツの素材と生地
次にポロシャツの素材について説明させていただきます。大きく分けてこの種類が主流だと考えられています。
- 綿
- ポリエステル
- 鹿の子
綿
吸水性と通気性に優れている綿は、ポロシャツの他にはTシャツやタオルにも使われています。
肌触りが良いので、長い時間着用しても肌がかぶれたり、痒くなったり心配もなく、肌が弱い方でも着用できるのがポイントです。
また、綿は高い通気性に加え汗を吸収し外部へ発散してくれるので夏場でも快適に着ることができます。こうした点から、綿はビジネスシーンやプライベートシーンを問わず、様々なシーンで活用しやすい素材です。
ポリエステル
弾力性と耐久性に優れているポリエステルは、お手入れのしやすさが魅力の素材です。そのためシワや型崩れの心配がなく、洗濯しても傷みづらいので、長く着ることができます。
最近では伸縮性に特化したニットシャツというものも人気がある服装になります。
鹿の子
ポロシャツでよく採用されているのがこの鹿の子、凸凹した見た目が特徴的な鹿の子は、肌との接地面が他のに比べると少ないため通気性が非常に優れています。伸縮性があるものの横方向へは伸びづらいので、型崩れする心配もはほとんどないためお手入れも簡単で楽々です。
ポロシャツコーディネート
ポロシャツのコーディネート方法もお伝えしておきます。
基本的にポロシャツはなんでも合うため多きくコーディネートが失敗するという事はありませんがおすすめのコーディネートは存在します。
それは
ポロシャツ×チノパン
この組み合わせがクールビズには一番最適なコーディネートかと思います。チノパンで少し崩しつつもポロシャツでキッチリ感がでるためこのコーディネートは王道の組み合わせと言えるでしょう。
また、パンツに関してはIラインのシルエットが良いとされています。細身の誠実で大人っぽい印象のコーディネートに仕上がります。トップスを明るくボトムスを暗めにして上下でカラーを対象にすることでさらにバランスがよくなります。
まとめ
ポロシャツについて理解が少しでも深まったでしょうか?ポロシャツはカジュアルなシーンやプライベートのみならずビジネスシーンでも活躍でき、快適に過ごせるファッションアイテムとなっています。ポロシャツと一口に行っても素材感によって大きく着心地が変わってきますのでどの生地が使われているのかを確認するのもポロシャツを選択するうえで大事な要素かと思いますので事前に確認してシーンごとに合ったポロシャツを選ぶようにしましょう。
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