髪の毛、こんなに少なかったっけ・・・?
ふと鏡を見たとき、髪を洗うとき、枕元に抜け毛が散乱していたとき・・・
あれ、ボリューム減った・・・?
なんてざわつく瞬間はできれば訪れないでほしいものです。
男性だけでなく女性も悩まされる薄毛は
早めの対策が肝心です!
今回は薄毛対策についてまとめてみました。
1.男性型脱毛症(AGA)
男性型脱毛症はAndro Genetic Alopecia 通称AGA(以下、AGA)といわれる脱毛症。
薄毛で悩む男性の90%以上がAGAが原因と言われており、
前頭部の生え際(おでこ近く)や頭頂部の髪のどちらか一方、またはその両方から薄くなっていくのが特徴です。
早ければ10代の思春期以降、50代以降では約半数の人が発症すると言われています。
2.AGAの原因
AGAは主に遺伝や男性ホルモンの影響が原因とされていますが、
食生活や生活環境などが原因となって発症するケースもあると考えられています。
栄養の偏った食事や過度なダイエットは、髪を作り出すのに必要な養分不足を引き起こし、
運動不足や睡眠の乱れ、ストレスなどはホルモンバランスを乱す原因となります。
これによって男性ホルモンの乱れへとつながり、AGAを発症・悪化させるものとみられています。
3.AGA対策
AGA対策として、男性ホルモンに直接働きかけ
脱毛因子を抑制する育毛剤や育毛サプリメントを使用することが挙げられます。
しかし、中には単に血行を良くする、細胞の活性化を促すだけのものもありますので
効能を注意して見るようにしましょう。
また、血管を拡張し頭皮の血行を促進する治療薬なども有効です。
4.生活習慣を見直して育毛!
薄毛に悩まされない、AGAの進行を加速させないためにも
生活習慣の見直しが重要です。
育毛には睡眠・運動・食事・ストレス対策・ヘアケアの5つの習慣が
大きく関わってきます。
4-1.睡眠
睡眠は育毛にとって最も重要な要素といっても過言ではありません。
髪を育てる成長ホルモンの分泌が最も多いのが睡眠時と言われ、
特に日付が変わる前に眠りにつき、約2時間後に訪れるノンレム睡眠時は
分泌される成長ホルモンが最も多いとされています。
睡眠の質を上げること、十分な睡眠時間を確保することは
髪の成長には不可欠です。
4-2.運動
適度な有酸素運動(ウォーキングやジョギングなど)は血行を良くするほか
自律神経やホルモンバランスを整え、白髪や脱毛リスクを抑えることができます。
また、前述の質の良い睡眠にも適度な運動は有効です。
4-3.食事
育毛に特に必要とされる栄養は、髪の毛の主成分であるタンパク質です。
また、タンパク質の合成などに欠かすことのできない亜鉛も
不足することがないよう心がけましょう。
髪の毛にコシがなくなってきた、という方には
髪の毛1本1本を太くするコラーゲンが効果的です。
ビタミンE、ビタミンA、ビタミンCなども髪の成長に大きく影響する栄養素ですが、
バランスのいい食事を心がければ大抵の成分は摂取することができます。
近年ではサプリメントも豊富に出揃っているので
不足しているな、と感じたらそちらで補うのもよいでしょう。
4-4.ストレス対策
ストレス0の状態が良いのか、といわれれば決してそういうわけではありませんが、
過度のストレスを感じると筋肉が収縮し、血行が悪くなってしまいます。
また、自律神経の働きが鈍くなり、髪の毛の成長に必要な栄養素が行き届かず、
抜け毛や薄毛の進行に繋がってしまいます。
運動する、趣味に没頭するなど、自分なりのストレス解消方法を見つけ
上手く発散できるように心掛けましょう。
4-5.ヘアケア
最も重要なのがシャンプー選び。
毎日直接髪に触れるシャンプーを選ぶ際は
ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Naなど頭皮に害があるとされる成分を配合している
高級アルコール系シャンプーといわれるものは極力避け、
頭皮に刺激の少ないアミノ酸系シャンプーを使うようにしましょう。
また、育毛剤や育毛トニックなどを用いて将来の薄毛に備えることも有効です。
ヘアワックスやヘアスプレー等の整髪料は
キューティクルの損傷、髪がやせてしまう原因となるので
なるべく頭皮につかないようにし、少量・短時間の使用を心掛けましょう。
5.手遅れになる前に対策を!
油断大敵!
薄毛はいつやってくるか分かりません。
すでにうっすら予兆を感じている人も、波にのまれている人も、
信仰を妨げるために対策をしましょう!